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例によって、昔話をしようと思う

例によって、昔話をしようと思う。
文字を打っている今でも、まだ漠然としか書く事は決まってないけど、まあ、何とかなるでしょう。
そして、この文章は、書くまま(打つまま)に任せて、あまり直さないようにしよう。
考えてから書かない、書いた事を直さない、シュールレアリズム的な手法?に挑戦だ。

前回、渋谷陽一の本の話を書いたけど、渋谷陽一と言えば、やっぱり雑誌ロッキングオンだ。
ロッキングオンは、1980年位から1988年位まで読んでいたと思う。
中学3年生から大学生の間だ。
最初はちょっと難しかったけど、そのうち慣れて、何となくずっと続けて読んでいたが、いつのまにか読まなくなった。
何故、読まなくなったかは忘れてしまった。
少年ジャンプも、週刊モーニングも、ボクシングマガジンも、競馬ブックも、いつのまにか読まなくなったなあ。
読むのを止める時っていうのはある訳で、「いつまにか」ってのは、そういう言い方しか出来ないんだけど、何か不思議な言い方な気もする。

この文は、おそらく通じないので、もう少し説明する。
どんな事でもいつかは終わって、終わった時というのは明確に指定出来て、前後で切り分けられるから、「いつのまにか」じゃなくて「ある日」って方が適切なのに、「いつのまにか」の方がしっくりくるのは、不思議だなあ、と、そういう事。

ますます分かり難くなったかもしれないけど、ロッキングオンの話に戻る。
1980年頃はペラペラで、値段は280円だったと思う。
次第にページが増えたけど、値段はしばらく280円じゃなかったかな。
今もたぶん発行されていると思うけど、値段がいくらでどんな感じかは知らない。
ロッキングオンの日本のミュージシャン版がロッキングオンジャパン。
かなり回り道したけど、そこを取っ掛かりに話を始めようとしていたんだ。

ロッキングオンジャパンは読んだり読まなかったりだったと思うけど、ミュージシャンのインタビューは他の雑誌には無いものだった。
一番、覚えているのが、中村あゆみ。
彼女の音楽をほとんど知らないのに、何故覚えているかというと、インタビューでSexについて語っていたからだ。
もちろん音楽との関わりの中での話だけど、「挿入」とかって言葉が平気で出てきたのにはびっくりした。
関連する内容?としては、これもたぶんロッキングオンジャパンだったと思うのだが、プリンセス・プリンセスのヴォーカルの奥居香の話も印象に残っている。
プリンセス・プリンセスについては、「中村あゆみ」同様に、曲をほとんど知らないのだが、ギタリストが派手で綺麗な顔をしていたのと、このインタビューは覚えている。
彼女は、「子供を生みたい」とか何とか言って、それは子供を持った時に自分がどんな曲を作るのか興味があるからとか、言ったのだ。
詳細は忘れてしまったが、ニュアンスは絶対に合っていると思う。

僕はこの発言をとても美しいと思った。
彼女が今でも音楽を演っているかは知らないので、一般論として話すけど、環境の変化とか精神の持ち方が音楽にどのように現れるか、というのは非常に興味深い。
やっぱり大きな出来事は、演奏や作る曲に影響を与えると思うんだ。
そして、「大きな出来事」と「音楽」で、音楽を中心に語るのを読んで、半ば羨ましいような気持ちもあって、美しいと感じたんだ。

結論も何も無かったけど、今日の話はここまで。
「今日」っていうか、この話はここまで。
それにしても、ロッキングオンジャパンではストリート・スライダーズの村越弘明とか土屋公平のインタビューもあったと思うけど、それは忘れてしまって、女性の話しか覚えてないんだなあ。

本日のBGM:Outlandos d'Amour By The Police
残念ながら例のアトランタのセットリストには入っていないけど、「Born in the 50's」って良い曲。
by moskva_world | 2008-01-31 01:13 | (H)@モスクワ

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